初心者でも簡単!手作りおせちの基本レシピ

おせち料理は新年を彩る特別な料理ですが、初心者の方には手作りにハードルを感じるかもしれません。そこで、今回はおせち作り初心者の主婦向けに、簡単に作れる基本のおせち料理のレシピをご紹介します。手軽に準備できて、見栄えも味も良いメニューを集めたので、これさえ作ればお正月の食卓が華やかになりますよ!

1. 【黒豆】

黒豆は、健康と長寿を願う縁起物の一品。煮る時間はかかりますが、材料を鍋に入れてコトコト煮込むだけなので初心者でも挑戦しやすいです。ふっくらとした甘さが魅力で、おせちに欠かせない定番です。

材料

  • 黒豆:200g
  • 砂糖:200g
  • 醤油:大さじ1
  • 塩:少々
  • 水:800ml
  • 重曹:小さじ1/2

作り方

  1. 黒豆を洗い、一晩水(重曹を加える)に浸ける。
  2. 翌日、黒豆を水ごと鍋に入れ、沸騰させる。
  3. アクを取った後、砂糖、醤油、塩を加えて弱火で3~4時間煮る。
  4. 豆がふっくら柔らかくなったら完成。
  • ポイント:火加減は弱火をキープし、焦がさないように注意。甘さの調整はお好みで。

2. 【だて巻き】

ふわっとした食感が魅力のだて巻きは、見た目も華やかでおせちの定番。初心者でもミキサーを使えば簡単に作れます。甘い卵の味わいが家族にも喜ばれる一品です。

材料

  • 卵:5個
  • はんぺん:1枚(100g)
  • 砂糖:大さじ3
  • みりん:大さじ1
  • 醤油:小さじ1/2
  • 塩:少々

作り方

  1. ミキサーに卵、はんぺん、砂糖、みりん、醤油、塩を入れて混ぜる。
  2. 油を少量引いたフライパンで、弱火でじっくり焼く。
  3. 焼き上がったら巻きすに乗せ、熱いうちに巻いて形を整える。
  4. 冷めたら輪切りにして完成。
  • ポイント:焦げないように弱火でじっくり焼くのがコツ。巻きすで巻くときはしっかり形を整えましょう。

3. 【紅白なます】

おせち料理の彩りに欠かせない紅白なます。大根とにんじんの酢の物で、さっぱりとした味わいが濃い料理とのバランスを取ってくれます。簡単に作れるので、初心者におすすめです。

材料

  • 大根:200g
  • にんじん:50g
  • 酢:大さじ3
  • 砂糖:大さじ1
  • 塩:少々

作り方

  1. 大根とにんじんを細切りにし、塩を振って軽くもむ。10分ほど置いて水分を出し、しっかり絞る。
  2. 酢と砂糖を混ぜて調味液を作る。
  3. 大根とにんじんを調味液で和えて、味を馴染ませたら完成。
  • ポイント:大根とにんじんは水分をしっかり絞ると、調味液がよく染み込みます。

4. 【栗きんとん】

栗きんとんは、金運を願う縁起物の甘い一品。サツマイモを使ったペーストに甘栗を混ぜて作るので、初心者でも簡単に挑戦できます。

材料

  • サツマイモ:300g
  • 砂糖:大さじ3
  • みりん:大さじ1
  • 栗の甘露煮:適量

作り方

  1. サツマイモを皮をむいて茹で、柔らかくなったら裏ごしする。
  2. 鍋にサツマイモ、砂糖、みりんを入れて弱火で混ぜながら煮詰める。
  3. 滑らかになったら栗の甘露煮を加えて軽く混ぜ、冷めたら完成。
  • ポイント:ペーストが焦げやすいので、弱火でじっくりと煮詰めることが大切です。

5. 【エビの旨煮】

エビは「腰が曲がるまで長生き」を願う縁起物。エビの旨煮は、簡単に作れて見た目も豪華なので、初心者でも失敗しにくいおせちの一品です。

材料

  • エビ(殻付き):8尾
  • 酒:50ml
  • みりん:大さじ2
  • 醤油:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1

作り方

  1. エビは背わたを取り、塩と片栗粉で軽く揉んで洗い流す。
  2. 鍋に酒、みりん、醤油、砂糖を入れて煮立て、エビを入れて中火で煮る。
  3. エビが赤くなり、火が通ったら完成。
  • ポイント:エビは煮すぎると固くなるので、さっと火を通す程度に。

最後に

おせちは一見手間がかかりそうに見えますが、基本的なレシピを押さえれば初心者でも簡単に作れます。今回ご紹介したレシピは、どれもシンプルな工程でできるので、ぜひ挑戦してみてください。少し手作りのおせちを取り入れることで、特別なお正月の雰囲気を一層楽しめるはずです。

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